野歩き 秋 

2箇所の源流から始まり
蘆草に覆われた湿原を流れる原始の川は
ウトナイ湖でその短い旅を終える


 美々川源流探検 1

   (駒里地区の湧水)


ウトナイ湖
水草が生い茂るウトナイ湖サンクチュアリ


   2002年 9月29日
美々川源流  千歳空港近く、エッグファームの場内から源流部への案内板をたどり、
 夏草の生い茂る細い道を5分程進んだところで道は行き止まりになる。

 落葉樹に囲まれた右崖下に水面が見える。
 ここが沢山の湧水を持った美々川の始まりだ。

 源流部は足を踏み入れると水底の砂がフツフツと湧いているような
 ところがいくつかある。
 また、谷沿いの岩や木の根の間からも水が湧き出しているのが分かる。

 この時期は、試験放流されているベニサケが川を上って来ることもあるという。

 クレソンが水面に緑の葉を漂わせている。

 何時までもこの澄んだ姿を残してほしいと願いながら帰路についた。
        崖の上から見た源流部


湧水が川底や木の根の間から
ふつふつと湧きだしている。
        源流部の始まりから少し下ると、水草や倒木の間を
             原始の姿をした川となって流れていく。





 美々川源流探検 2

    (千歳湖)


    2002年 10月26日
千歳湖
千歳湖入り口からの眺め
右上に大学がそびえ建つ
湖から木道の下を流れる
美々川へと続く小川


          今回初めて訪れたもう一方の源流部千歳湖は、千歳空港から国道をはさんだ大学構内にあった。

          構内奥の車止めから木々に囲まれた緩い坂道を下って行くと、水草に所々覆われた小さな湖が現れる。

          湖の入り口には、小さな流れが通り抜けている木道が架かっていた。
          この小川が、やがてもう一方の流れと合流し、ウトナイ湖へ注ぐ美々川の始まりになる。

          双眼鏡をのぞいて見ると、湖の奥に水鳥がいるのがわかる。
          確認しようと湖を一周したが、笹でしばしば見失ってしまう荒れた道に、途中で引き返した。

          離着陸する飛行機の爆音が常に聞こえ、夏には蛍が見られるという湖は、
          生き物の気配が感じられない不思議空間だった。

千歳湖
2つ目の木道から湖奥の様子



地図


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